IoTエンジニアは、現在IT業界で大きな注目を集めている職種です。
モノのインターネットことIoTとは、パソコンやスマートフォンなどのインターネットに接続して使うことが想定されている機器以外の、一般的な家電などをインターネットに接続させ利便性を高めようとする試みを指す言葉です。
スマートフォンのアプリを通して外出先から操作可能なエアコンなどが、すでに実用化されています。
日本は海外と比べるとIoTへの取り組みが遅れているものの、それでもIoTに興味を示している会社は多く、今後日本でもIoTの分野は大きく発展していくでしょう。
IoTを実現するために欠かせないIoTエンジニアの需要は、現時点でも十分に多いのですが、需要は今後さらに多くなると予測されています。
将来性は十分なので、IT業界のどの職種を目指せばよいか分からず悩んでいるのであれば、IoTエンジニアを目指してみるのも手です。
将来性が十分というメリットはあるものの、IoTエンジニアになるのは簡単ではありません。
IoTエンジニアに求められるものは多く、プログラミング言語のスキルに加えてネットワークやセキュリティ、組み込みシステムで用いられるリアルタイムOSなどの専門的な知識が欠かせません。
数あるIT業界の職種の中でもハードルは高い部類で、0からIoTエンジニアを目指すのはかなり難しいのが実情です。
そのため、理工系の大学で専門的な知識を学んだり、エンジニアとして働きながら組み込みシステムについて学んだりする必要があります。